薔薇と十字架&P-fes(03/03/09)
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今日は、昨年末頃より話題沸騰してきました『マリア様がみてる』Onlyイベント「薔薇と十字架」と、PC美少女ゲームオンリー+企業出展のイベント『P-fes』に行ってきました。
「薔薇と十字架」の方は、年末からこっち、ヒートアップし過ぎているような感もある『マリ見て』熱に、人気のサークルも参加するという割りに、受け入れ側のキャパが厳し過ぎるのではないか、というような懸念もあがっていて、果たしてどうなるんだか。「P-fes」は、正直あんまり知らなかったので、まあともかく。
天気が晴れて良かったじゃん?って気分で、池袋アカデミーホールへ。会場到着時間は8:50頃。深く考えないで、平日通りに起きて普通に来てだいたいこんなもんです。場所は始めて行く所なのですが、そんなに迷うような立地条件でもないので、会場にはすんなり到着。
はてさてどうなってることやら、ていうか、やっぱり入れ替え制なのかな〜とか思っていたわけですが、会場入り口付近にはそれほど人もなく、どこかで何か並んでいるという風にも思えないんだが‥‥。と、入り口でカタログ販売とともに、何やらシールを貼っていました。スタッフさんも「カタログにシールを貼ってもらってください」とアナウンスしているので、それにしたがってカタログの最終ページにシールを貼ってもらいます。
そこにはデカデカと「14:30」の文字。そして、「この時間の10分前にはこちらへ来ていただけるよう、お願いします」とのスタッフさん。
やっぱり入れ替え制か‥‥。
う〜ん、まあ措置的には正しいと思うよ?それにこうやってちゃんと明確に時間分けしてるんだし。しかし、14:30か‥‥閉会まで90分しかないじゃん?9:00でこれなのにこれからやってくる人たちはどうなるんだ?
などなど考えていたものの、アタマは「さて、これから5時間チョット何やってりゃいいんだ?映画でも見に行くか?」という方に切り替わってました。そこで、「確かサンシャインでも何かイベントやってたよなー」というのを思い出したので、そこからサンシャインへ向かったのです。
そう、これが本日の運命の分かれ目(笑)
相変わらずサンシャインは強風に吹かれる中、ワールドインポート前では例によってフリマが開かれる様で、それを回避するようにイベント案内を探してウロウロしていたのですが、無い。何も無い。何にも案内看板がありません。ていうか、それ関係っぽい人が居ません。いや、一般で来たのであろうっぽい人は数人います。その人々もウロウロしています。そしてしばらくウロウロした結果、文化会館のDホールでやっているらしいということで、階段を降りて、いつものDホールの入り口の方へ。相変わらず人はいないんだけど、疎らに行き来する人は居るわけで、果たして、テラス付近に人はいた。あー、列も出来てるしカタログも売ってるよ。
イベントの規模はよくわからないけど、とりあえず並のオンリーよりちょっと増し位は人がいると思いました。とりあえずカタログを見てみると‥‥ほうほう、「AMR」が居ますね。だいたいはここが目的か?企業はよくわかんないし。後は、ペラペラめくってたら個人的にチェキな「さくらぢま」「ぶらっでぃーまりー」が。おお、なんだかラッキー。
サンシャインにやってきたのが丁度9:00くらいなので、待つことほぼ2時間ほどで入場開始。
入場して直後‥‥やっぱり「AMR」に向かうための列が長蛇になっていました。その列に対して、スペースにあるのは紙袋一つのコピー本の様なので‥‥まあずいぶん絶望的な状況のような。その隣の「BRAIN SOFT」も結構な人ごみが。
でもね、局地的にそういう人ごみが出来ていますが、状況的には企業スペースの方に人が結構いるような感じもする。
さて、自分はというと予定通り「さくらぢま」「ぶらっでぃーまりー」を見て、後は「夜食亭」と「学園組長」を見る。後は‥‥うーん、結構欠席のサークルさんが多いかも。
せっかくなので企業スペースも見てみるが‥‥こっちはあんまり興味ないしな。「アクトレス」だか「パープルソフトウェア」が列を作ってたり、なんか公開録音をしようとしていたり。「ケロQ」でなにやら一生懸命コピー本を作っているようでしたが、どうなるともしれないのでほっとく。
そんな感じで1時間ほどウロウロしてから会場を出る。12時か‥‥入場が14:30にしても1時間くらい前に行けば列作ってるだろうし、昼食でも取りますか。というわけで1時間半後にワープ↓
そして1時間半後の13:30に再びアカデミーホール前へ。いかにも入場待ちっぽい列ができていたので、そこのスタッフに聞いてみると、これは13:45の回だとか。1回あたり45分か〜。‥‥逆算していくと時間が合わない気がするが。後、会場側の十字路に別の列もできていたので、これは何かと聞いてみたところ「シールが無くなったので、フリー入場待ちの方です」とのこと。会場内の様子を見て、人が入れる様であれば入れる組だという。、無論シールを貼っている組が終了してからになるとのことだが、側にいた人が15:15回だと言っていたが、だとするとその組の持ち時間が45分として終了時間の16時まで。となるとフリーの人たち(遅いタイミングで来た人たち)はかなり微妙な時間しかないですな。
13:45の組が入場するまでコンビニで立ち読みしていたら、目の前を列が通過しているのに気づき、外に出ると既に14:30の組が。そこで待つこと45分少々、やっと会場に入ることができました。
会場に入ってみると‥‥思った以上に狭い印象。数字上は「狭そう〜」と思っていたけどね。
入り口からまもなく壁地帯は混雑に。それでも、奥にあるはずの「Rengaworks」「いもむや本舗」の辺りを見ると人ごみがない。ああ、やっぱり終わってるんでしょ。入れ替え制ってもこんなんだしな〜と思いつつ、ま、壁の方から順々に見て周る。
「明日はどっちだ!」が丁度販売を始めまずそこへ(入れ替えに応じて販売数を分けてたのか?)、側でふと目に留まったので「オレンジブロッサム」、次は「M-10」に一旦戻って、今度はこっちの混みっぷりに耐えられず、反対側から回りこんで、「東ガル会」「NEKOHIGE」など。後は島をまわったりしてみた‥‥んだけど、結局、人口密度的に会場が狭くてのんきに見て周るっていう感じになれないんだよなー。結局持ち時間45分たつまでも無く、30分くらいで出てきた。アフターイベントまで居れる余裕なかったし、これはこれでしょうがない。
ま、色々大変な感じだったけど、本もそれなりに買えたし良かったかな‥‥と撤退したのでした。
が、今日はさらに続きがあったのです!
Undoが会場で14:30のシールを受け取り、これからどうやって時間をつぶそうと思っていた9時よりまもなく、「Rengaworks」と「いもむや本舗」に限って、専用の列が一般入場列とは別に作成されていたという衝撃の事実が明らかに!(笑)
実態はというと、9時を回ってまもなく、上記の告知があり、その後ちょっと離れた場所に列が作られていたらしい。
‥‥‥‥‥‥
世の中、どこに運命の選択が転がってるかわからないという、予想外のヲチがついたところで終了するのでした。
- 総括
- というわけで、今日はかなり異色な感じのイベント梯子をしてきました。
えーと、まずはやっぱり「薔薇と十字架」の方ですかね。懸念された混乱は適度に抑えられたと思え、手段は問題なかったかと思います。後はその運用体制なのかなあ。酷く個人的にですが、「Renga」「いもむや」の件は、告知手段が残念でした。今、他のレポートサイトなんかで告知のポスターの写真が見れると思いますが、あれ、Undoはどこにあるか最後まで知らなかったもの。まして、どうやら初めからそのような手段をとるつもりだったみたいだし、それならシールを貼る段階で、本部のところにもうちょっと目立つように用意してもらえれば‥‥。後、開催規模というか、会場のキャパというか定員の制限というか、まあ、その辺のバランスがちょっと微妙だったかもしれない。これは「マリ見て」人気を読みきれなかったのが問題だろうけど‥‥どっちかというと大手の吸引力を読みきれなかった、という方が正しいかもしれないかな。列に並んでいる時、「ジャンルよりサークルで来てるんでしょ」と言っている人がいたけど、これはその通りという気もする。「マリ見て」というジャンルにはUndo自身ハマってはいるし、今、とても話題性のあるジャンルではあるけど、この先それほど巨大なジャンルにはならないと思っている。その辺についてはここでは詳しく書きませんが、原作の内容から、今、そういう巨大なジャンルになるというような感じはないから。ま、そんな訳で、今もっとも話題性のあるジャンルの一発目のオンリーイベント故の業を背負ってしまったかな〜と、思いました。
さて、「P-fes」。こっちは企業スペースも合わせて考えなきゃならないかもしれませんが、人の数的には結構にぎわってたのかな?という気がしました。ただまあ、こっちはサークル参加の欠席が目立ったような気がして、それが微妙と言えば微妙だったかも。それにしても、もう少し会場までの案内体勢を整えてもいいんじゃないかと思ったんだけど。フリマへの配慮なのか?
来週のサンクリで、結構フォローされるんじゃないかな?>今日の本
■サークルレポート■
- さくらぢま(難度B)既刊コピー誌「夏」
- ここのところお気に入り度上昇のサークルさんです。残念ながら新刊は無かったのですが、ずーっと買うことができなかったコピー本があったので、それを購入。すげー良いセンスしていると思います。
- 夜食亭(難度A)新刊コピー誌「まあ、その…勢いですよ」
- エロゲー原画家の赤碕やすまさんのサークルです。新刊は『マブラヴ』コピー本。冥夜えち漫画が3ページで、後は各キャラのイラスト。まだ序盤しかできていないようで、ちゃんとプレーしたらオフセがでるっぽいですね。いいねぇ。
- 明日はどっちだ!(難度A)新刊「マリア様がみてるかも」
- この間のサンクリにたまたまとは言え『マリ見て』本が買えてしまい、そうなるとなんとなく期待しちゃうじゃないか、ってことで購入。いや、人気サークルなんで厳しいんだろうなあとは思ってましたが。幸い配分して販売してくれていたので良かったです。内容は、1巻のみだけを使ったショートギャグ集。これ、コピー本で配布されたという奴と、どれくらい内容被ってるんでしょう?1巻ベース故に、祐巳、祥子、そして蔦子さんの出番が多いのがいいねぇ(笑)
- オレンジブロッサム(難度C+)新刊「Strawberry Milk」
- 初チェックのサークルさんですね。本来『ワンピース』ジャンルみたいだし、関西中心の活動みたいだし(ということはこのオンリーのためにやってきたのか)、そりゃかすらないや。表紙の祐巳ががとっても好みな感じだったわけで購入。内容は紅薔薇ファミリー漫画と由乃&令の漫画の2本立て。紅薔薇ファミリーは祐巳&蓉子の祥子ラブ漫画。蓉子の余裕な感じがいいですね。由乃&令は「男」との恋愛話を持ち込んできたちょっと珍しい(と思う)話。『マリ見て』世界が基本的に恋愛対象としての「男」を出さない作風なので、在る意味違和感があり、在る意味新鮮でした。それにしても、題名「苺牛乳」で蓉子も出てくるけど、結局由乃&令漫画の方が長いとは、これいかに。
- M-10(難度C)新刊「淑女同盟 桜の下で会いましょう」
- コンスタントに購入している黒河澪さんのサークルです。なんか最近人気出てきたのかな?よくわかんないけど。新刊は、「いとしき歳月」の時の新2年組3人のギャグ漫画と旧薔薇さま(蓉子&聖)のシリアス漫画。志摩子って結構ボケキャラにされているよなー。
- 東ガル会(難度B)新刊「薔薇がなくちゃ生きていけない」
- このレポートでは初登場になると思いますサークルさんです。これまでは主に中古で買ったりしていたりしましたが。さて、新刊は新白薔薇コンビメイン本。乃梨子が志摩子を「お姉さま」と呼ぶエピソードな漫画です。あれ?原作じゃどうだったっけ?と、思わず読み返してしまう感じ。乃梨子の妄想部分が面白過ぎる。瞳子も良いキャラになってます。新メンバー世代が好きな方は是非。旧薔薇さま珍走団モードもハマリ過ぎててイイ。残念なのは、裏表紙の蔦子さん、真美さんの出番がないことが。裏表紙、いいのになあ。
- NEKOHIGE(難度C+)新刊「紅色の時」
- こちらも初チェックのサークルさんです。こちらはカタログのカットが気になったので見に行って見ました。新刊は、祐巳たちが1年目世代の話で、ほぼオールキャストだけど一応祐巳&祥子中心本ですね。祐巳の誕生日をこっそり催そうとしていた、めずらしく優しい祥子さまですね。
- ひなたぼっこ倶楽部(難度C)新刊「あなたに会えて」
- こちらも初チェックのサークルさんです。表紙のポツンと描かれた乃梨子が目を引いたので。乃梨子と志摩子がちょっとケンカした後の、仲直りのエピソードって感じの漫画ですね。新白薔薇コンビ好きなんで。残念ながら次は出ても黄薔薇(というか由乃&令)か。
お気づきかと思われますが、Undoは紅薔薇ファミリーと新白薔薇コンビが好きなのですよ。キーマンは祐巳と乃梨子。庶民なのがポイントかね。カタログの人気投票を見たら、ちょーっと主流から離れてるっぽいが。でも、全キャラ嫌なキャラは居ないですよ。というわけでその辺を軸に見てみたんですが、案外「コレダー!」っていう紅薔薇ファミリー本が無かったのが残念。ていうか、黄薔薇(由乃&令)と白薔薇(聖&志摩子)多すぎ。あ、今回はカップリングに警戒して「&」使ってみました。
P-fesでは「学園組長」の無料ペーパーもらいましたよ。「ぶらっでぃーまりー」は新刊なしで残念。