コミックレヴォリューション27(00/05/14)
[戻る][総括][サークルレポート]
Undoにとってイベントマジ参加1周年というわけになりました、このCレヴォ。そうか、思えばこのCレヴォからイベントマジ参加が始まったんだよなあ。というわけで感慨深いイベントなわけです。今回も実り多きイベントだといいねえ〜。
と思っていたのは最初だけ。男性向けのウェイトが高いイベントとしては、コミケに次ぐクラスのイベントなわけで、参加サークルも人出もレベル高いわけです。まして、昨年頃から急激に増え出した一般参加者の量が半端じゃない。そんなわけでイロイロとシミュレーションを組んでみましたが…。
自分自身の定義として、ビックサイトのイベントでは始発でGOも可、池袋のイベントでは7時くらいに会場到着を目処に、と考えています。ビックサイトはともかくとして、池袋は普通の街中なので、あんまり朝早くから出かけてウロウロしてる訳にはいかないですから。それでも、念のため警戒して6時50分頃に到着してみたのですが…なんなんだ、この人の列は。はっきり言って凄い。サンシャインシティの辺りを解っている人なら解ると思うんだけど、下の公園の所にすでにすさまじい人込みが…。レヴォの列は前回あたりから異常に伸びてきているみたいですが、それでも時間を考えてくれよ、時間を。
レヴォは会場が4つに分けられていて、最初の入場列も4本に分けられているので、ある意味回りたいサークルを考慮してどこかを捨てなければ一人ではやっていけません。で、今回も例によって、Undo的大本命「Cut
a Dash!!」のあるメロンの間に並んだわけですが…、はっきり言って選択ミスってるな、とは思ったんだけどね…。
案の定、会場時間が来てもビクともしないメロンの間行きの列。他の間が全部入場を完了して入場フリーになったところで会場入場できました。ダメだろうなという予測と、どうにかなるかもしれないという期待をもって会場に入ったわけですが…。いや、これは凄いわ(笑)。
これはまともに居れたもんじゃないな、と考え、とっととそこを脱出して他の間へ向かったわけです。確かに、相対的に見れば他の間の方が人口密度的にも余裕があったと思います。もちろん、局地的に異常な人口密度をほこる個所もありましたが。
それにしても凄かったのがメロンの間の入場列。他の間を歩き回って、そろそろメロンに戻ってみるか、と思って外から回り込もうとしたら、なんと1時くらいだというのにまだ列が終わってなかったのです。去年の秋も長かったけど、まさかこんな時間になっても列が続いているとは…。なんだか力尽きたので、そこであっさり退散することにしました。無念…。
- 総括
- 最近よく聞く「レヴォはサンシャインのキャパを超えている」という言葉を実感する人出でした。でもまあ、サンシャインだからこそレヴォだしなあ、と思ったりするわけですが、どうですかね。確かに超大物クラスは買えないわけだけど、その他の普通のサークルさんの本は買えるわけだし、割と中〜大手の参加があって欲しい本が買えたりするんですな。その辺、やっぱりレヴォはいいな〜と。
しかし、サンシャインのイベントで、超大物とは言え始発じゃないと買えないっていうのはどういうこったい!?それ、徹夜未遂にならないのかなあ?レヴォのスタッフは特に徹夜に厳しいというし、一般市民に対して良識ある時間というのが守られてるイベントだと思ってたのだけど。自分の現在の状況としては、サンシャインのイベントならば始発でかなりの勝率が望めるわけだけど、やっぱり良識ある時間っていうのは守りたいな、と思う。っていうか辛いでしょ、始発なんて(笑)
と見せかけておいて、実は本当にペナルティがあったらしい>徹夜組。やるな、レヴォスタッフ。
サークルレポート
- CUT A DASH!!(難易度SS)
- えー、本命です。言わずもがなです。でもこのサークルがいるというのは、ある意味自分のプランがボロボロに崩れる原因になっているような気がするわけです(笑)。今回、冷静に考えればイチゴの間です。甘露さん、Nak村さん、スカポンさんなどを狙うべきだったのです。状況的にもそれがすべて可能なタイミングでした。しかし!そこを捨ててでも並ばなきゃならんのです!というわけで並びに行ったんだけど、最後尾の看板を持った途端に完売でした。過去最速(笑)。…やっぱりな〜(泣)
- 女の子の秘密工場(難易度B)
- アリスソフトのよーいちろーWさんのサークルです。割と、様々なアリスソフトのスタッフの方が描いているので、ファンとしてはちょとうれしいわけです。その割には買いやすいサークルさんですが。ま、メイン絵描きさんが参加してるわけではないからかな。最近のサークル人気の傾向は、やっぱりパソゲーのメイン絵描きをやっているようなところだしね。でも、それ以外にも本の価値はあると思うのだけどね。なんだかここ2冊、「さくら」まみれの本です。
- 男魂(難易度C+)
- 女神さまっ本が熱い(というか濃い)、遠海はるかさんのサークルです。ここは結構古くからやってる老舗的なサークルだと思いますが。なにしろ、初めてサークルとか作家さんを覚えたサークルだしね。遠海さんの新刊は割と押さえてた気がしてたのですが、実は冬の再販というのが売ってました。全然気づかなかった…。
- MIX-ISM(難易度B+)
- ギャグと18禁の加減が絶妙に面白い犬威赤彦さんのサークルです。4月の「こみパ」の時は立ち寄ることなく撃沈してたので、多分再販だと思うんだけど新刊が買えて良かったです。他にもラフ画集みたいなオリ本もありましたが、普通のオフセット本だけにしました。もちろん、面白いし。
- SUBSONIC FACTOR(難易度C)
- 去年の冬コミからチェックを始めた、立嶋りあさんのサークルです。去年あたりからイベントに復活した、ということですが、プロの漫画家でもあるみたいだしひょっとして元大手とかかなあ、とか思ったりするわけですが。気に入っている所が買いやすいのはいいことですけど。
- 暴れん坊天狗(難易度B)
- ここもイベントではデフォチェックになりました、泉ゆーじろうさん&大天狗庵さんのサークルです。やっぱりギャグと18禁のミックスがいいんだな。それにわりと発刊ペースが良いのもポイント高いかも。過去の本とか集めたいな〜。
- GAW(難易度B)
- マンガ家デビューして、絵の丁寧さがますます良くなってきたみやしたけいさんとギャグがキレている玲葵さんのサークルです。ゲストでくおーねの泉ともきさんも参加。ここと暴天は基本的にセットです。みやしたさんが忙しいとかで、発刊ペースが落ちてるのがもったいないわけですが、本の面白さは変わらずです。がんばってほしいね。
- 隆山温泉旅館組合(難易度C+)
- ここもデフォチェックな隆山瑞穂さんのサークルです。どうも、ギャグとシリアスのジレンマにとらわれているようですが、僕は基本的にギャグ好きなので、頑張って欲しいっすね。でも、ギャグのウエイトが割とゲスト作家さんにかたよってるかもね…(苦笑)。でも面白いんだよなあ、ここの本
- さんたくろうす(難易度C+)
- でじこ本以来気に入っている藤井亮さんのサークルです。今回も例によってでじこ&ぴたテン本。しかし、まだこのサークルの人気が読みきれてないので、なかなかシミュレーションに組み込みづらいんだよなあ。人気はあると思うけどね。
- AREA88(難易度B)
- ここもデフォチェックとなった、相羽侑哉さん、南秋彦さんのサークルです。ここもギャグのキレがいいんだよな。しかも今回は意外にも「こみパ」の普通オフセ本だったのでさらにビックリ。いや、「Kanon」か「痕」にもどるかと思ってたからさ。ジャンルはなんでもかまわないけど、「こみパ」だとやっぱ好きだからね〜。
- Snow Child(難易度C+)
- 某みみみさんファン掲示板でも見かける宗田しんめさんのサークルです。結構前にオフセ本を1冊ゲットしているのですが、それ以降はなかなか買えるチャンスがなくてね…。ついでに、わりとコピー本が多いし。超大物orデフォチェック以外でコピー本は買うことはないんだけど、ここはなんとなく許せてしまうんだなあ。
- VENOM(難易度C)
- ここは余裕があったら回ってみるという感じのサークルですが、割と定期的に買ってますな。結構デザインが好みなんですよ。
- もものたね(難易度C+)
- ほんとーに久しぶりのディラン教授とブランドン博士のサークルです。旧「PEACH-PIT」から「もものたね」と日本語表記のサークル名に変わっていましたが、面白さは変わらず。ギャグで好きになったサークルですが、18禁もいけるか?
- 少女の王国(難易度B)
- ここもデフォチェックの桜井綾(蒼咲翔)さんのサークルです。なんか、思いもよらないサークルの配置だったので何事かと思いましたが、いつも通りで安心しました<無礼。しかし残念無念なことに新刊無しとは…。そこで古い既刊本をゲット。同人暦、結構長いみたいだからなあ。良かった。
他には、ニガヨモギ二代目(竹内よしみ)、ブレザーワン(甘露樹)&偽住所不定(中村たけし)、スカポン堂(矢野たくみ&香川友信)、noise(こほうまさき)、無政府靴下同名(江森美沙樹)などなど、チェックしたい大物はいくらでもありましたが、所詮、俺的みみみさん評価にはかなわなかったと…あー、すんげーバカ。