ときめきパーティーセンセーション6(00/04/02)


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今回は、池袋サンシャインで行われたゲーム系オンリー同人誌即売会「ときめきパーティーセンセーション6」に参加してきました。基本的に購入しているジャンルはゲーム系になるので、こういうジャンルでの即売会はうってつけなわけです。

特に今回は、これまでの即売会から得た教訓、「即売会での勝利は組織と連携」を試すべく、優秀な兵隊、ふとしとなみちゅうを引きつれての参加です。無論、彼らは早朝からこのようなイベントに参加するのは初めてなわけで、かなり無謀とも言える作戦だったわけですが…。サンシャインでやる以上、特別大規模なイベントにはなりませんが、人口密度はどのみちえらいことになっているだろう、という予測の元、彼らを十分活用しつつ効果的に本を入手する方法をいろいろ検討しました(悪)。

その辺を踏まえると、今回良くも悪くもあったのは、会場への到着時刻です。会場11時に対して、8時に会場に到着しました。この時点でそれなりの人手はあったのですが、過去、天気が晴れてて参加したサンシャインでのイベントの中では、もっとも前の位置から並ぶことができました。このイベントに参加するのが初めてで、どれだけの規模の参加者があるかわからなかったので、「イベントの規模としては、参加者はこんなもんなのか?」と思ったのですが、実際にはいつもどおりの長蛇の列。今回はこの辺からうまくいっていたわけです。代わりに、初並び参加の2人を3時間も待たせることになってしまったのはまずかったかな、という感じです。並んだ位置がよかったので、開場後の待ち時間が少なかったのは幸いでした。

オンリー系イベントらしく、規模は小さめ(ホール一つだったのは他のイベントとの兼ね合い?)ですが、参加しているサークルさんは有名どころも多く、人口密度の高いイベントだと思います。中央の通路のところに各サークルさんの見本誌が展示されていて、そこでチェックができるというのは良いアイデアだと思いました。


総括
今回の課題でもあった「組織と連携」ですが、やはり初心者でも並ぶサークル次第でかなりの成果が上がるのが証明されました。実際、今回優先的に購入を希望していたサークルのうち、購入できなかったのはたったの一つ(しかも、単に自分が忘れていただけ)で、これまでのパターンでは買うのもかなわなかったサークルの本をゲットすることができました。個人的な心情としては、自分が買いたいサークルには、自ら出向いて実際に作家さんから受け取りたい、というのもありますが、同人市場が異常に膨らんでる現状では欲しい本を手に入れるにはこれも一つの手段かな、と思いました。しかし2人には不評なわけで。確かにただのお使いですからね。やはり、同じように本を求める人と組むのがベストなのかもしれません。それから、このような「濃い」群集の中を初心者2人を引き連れるというのは、ある意味無理があるかな…と。個人的には、もうちょっとのんびりノーチェックのサークルも見たかったしね。目的の本はほぼ買えたけど、目的の本しか買えなかった、というのはちょっと残念ですね。


サークルレポート

あじのひらき(難易度S)
ここ2回、連続で負け(購入できなかった)続けている魚さんのサークルです。今回はかなり会場入場が早かったこともあって、すんなり購入することができました。3ヶ月越しで購入です。どうやら既刊本のみの販売だったようで、それも要因か?

暴れん坊天狗(難易度B)
定期購入を続けている、泉ゆうじろうさん、大天狗庵さんのサークルです。デザイン、ギャグ、マンガの雰囲気、どれも気に入っているサークルです。活動ジャンルも幅広いですが、今回は猪名川本ということでバッチリ。ちなみに、いつも合体状態のサークル「GAW!!」では、今回は新刊がなかったようです。2月のイベントとまったく逆ですな。

JO-HTB&HTB(難易度C+)
購入難易度ランクこそ低いですが、完全アマ同人作家(?)の中では、自分的にトップクラスで気に入っているMalcolm.Xさんがメインで活動しているサークルです。「JO-」がつくとPCゲーム系、つかないとコンシュマー系の活動をしています。わりと発刊ペースもいいので、いつも楽しみにしています。

エリア88(難易度C+)
新たにギャグ系サークルで注目しているサークルです。ギャグ、デザインとも好きな部類になりますね。新刊が12時到着ということだったのでお昼を食べてから行ったのですが、小規模ながらも列ができていました。これは要注意ですか?どうやら、2月のイベントで注目し始めた「あとりえ雅」と交流が深いようです。

隆山温泉旅館組合(難易度B)
ここもギャグ系お気に入りサークルとしてチェックしているサークルです。しかし、シリアスとギャグの二刀流を続ける創作活動なため、いろいろ問題もあるみたいです。ささやかながら、ギャグを応援する一ファンがここにもいますので頑張ってほしいなあ…。

まるあらい(難易度A)
「雛鳥の〜」シリーズで原画をしている新井和崎さんのサークルです。最近、個人的に定期購入が少なくなってきた18禁系作品のサークルですが、読み物的にも結構好きな感じです。列は伸びるけど、最終的には待ち時間無しで買えるようです。

冗談じゃないよっっ!!(難易度S+)なみちゅうチェック
今回の「組織と連携」の成果第1弾です。普段ならば、ここに並んだら他のサークルは諦めなければならないクラスのサークルです。なにしろ、エルフ系ゲームで超有名な門井亜矢先生ですから。ここはなみちゅうに並んでもらいましたが、5冊制限で、階段を2階分登らされて、買ったちょっと後に完売したと言っていました。ちなみに、冬コミ発行本の再販でしたが、こういうエッセイマンガは好きです。

スカポン堂(難易度S+)ふとしチェック
成果第2弾。同人での超人気作家、香川好信、矢野たくみさんのサークルです。ここはふとしに並んでもらいましたが、折本風な本で、色違いバージョンもある限定4000冊?という話ではありました。デュープリズムがいたくお気に入りのようです。

ZIP(難易度S)ふとしチェック
もともと人気はあったようですが、ここ最近急激に人気が伸びているように思える、萌木原ふみたけさんがメインで活動しているサークルです。「スカポン」が回転が良かったようで、あまり期待してなかったのにゲットしてきました。この辺、購入限定1冊のようです。

琴村屋&TORSION(難易度A)
2月のイベントレポを見てもらえればわかるとおり、超常連になっているサークルです。しかし、何を血迷ったか今回ど忘れしていました!昼食を取っている時に気づいたのも後の祭、あせって行っても新刊は売り切れとか…。もし、TORSIONシリーズが出てたらどうしよ…。会場に入る直前までは覚えてたのになあ…。